- ADD(足す)
-
DIVIDE(割る)
- MULTIPLY(かける）
ADD足す
add dobj1 to dobj2.
以下の命令と同じ機能
dobj2 = dobj2 + dobj1
DIVIDE(割る)
| DIVIDE |
| 基本形式 |
| DIVIDE dobj1 BY dobj2. |
| 機能 |
| この命令は、以下の命令と同じ処理を実行します。 |
| COMPUTE dobj1 = dobj1 / dobj2. |
| dobj1 の内容が dobj2 の内容で除算され、結果が dobj1 に格納されます。データオブジェクト dobj は数値でなければなりません。 組込関数や 汎用モジュールメソッドは使用できません。 算術式と同様の 計算タイプが設定されます。 |
| 補足説明 |
| 廃止された形式: DIVIDE-CORRESPONDING |
| 例外 |
| CATCH 命令で捕捉可能なエラー |
| CX_SY_ARITHMETIC_OVERFLOW |
| 原因: 数値演算時のオーバーフロー (P 型) |
| 実行時エラー: BCD_OVERFLOW (捕捉可能) |
| 原因: 除算時の整数オーバーフロー |
| 実行時エラー: COMPUTE_INT_DIV_OVERFLOW (捕捉可能) |
| CX_SY_CONVERSION_OVERFLOW |
| 原因: 数値演算時のオーバーフロー (AB> P 型、指定の長さ) |
| 実行時エラー: BCD_FIELD_OVERFLOW (捕捉可能) |
| CX_SY_ZERODIVIDE |
| 原因: 0 による除算(P 型) |
| 実行時エラー: BCD_ZERODIVIDE (捕捉可能) |
| 原因: 0 による除算 (F 型) |
| 実行時エラー: COMPUTE_FLOAT_ZERODIVIDE (捕捉可能) |
| 原因: 0 による除算 (I 型) |
| 実行時エラー: COMPUTE_INT_ZERODIVIDE (捕捉可能) |
| CATCH 命令の適用が不可能な実行時エラー |
| 原因: P 項目に正しいBCD 書式 のデータがありません。 |
| 実行時エラー: BCD_BADDATA |
MULTIPLY(かける）
| 構文ダイアグラム |
| MULTIPLY |
| 基本形式 |
| MULTIPLY dobj1 BY dobj2. |
| 機能 |
| この命令の機能は、以下の命令と同じです。 |
| COMPUTE dobj1 = dobj1 * dobj2. |
| dobj1 の内容に dobj2 が乗算され、結果が dobj1 に格納されます。データオブジェクト dobj1 および dobj2 は数値でなければなりません。 組込関数や 機能メソッドを指定することはできません。 計算タイプは 算術式と同様に決定されます。 |
| 補足説明 |
| 無効な形式: MULTIPLY-CORRESPONDING |
| 例外 |
| CATCH 命令で捕捉可能なエラー |
| CX_SY_ARITHMETIC_OVERFLOW |
| 原因: 変換/算術演算でのオーバーフロー (P 型) |
| 実行時エラー: BCD_OVERFLOW (捕捉可能) |
| 原因: 乗算での整数オーバーフロー |
| 実行時エラー: COMPUTE_INT_TIMES_OVERFLOW (捕捉可能) |
| CX_SY_CONVERSION_OVERFLOW |
| 原因: 変換/算術演算でのオーバーフロー (長さを指定された P 型) |
| 実行時エラー: BCD_FIELD_OVERFLOW (捕捉可能) |
| CATCH 命令の適用が不可能な実行時エラー |
| 原因: P 項目に正しい BCD 書式が格納されていません。 |
| 実行時エラー: BCD_BADDATA |