国際標準化機構 (ISO) は、2023 年 6 月 1 日に最新の SQL 標準である SQL:2023 を正式にリリースしました。
SQL 標準は公開リソースですが、無料ではありません。最新の規格には、次の 11 の部分が含まれています。
- ISO/IEC 9075-1 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 1: フレームワーク (SQL/フレームワーク)
- ISO/IEC 9075-2 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 2: 基礎 (SQL/基礎)
- ISO/IEC 9075-3 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 3: コールレベル インターフェイス (SQL/CLI)
- ISO/IEC 9075-4 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 4: 永続ストレージ モジュール (SQL/PSM)
- ISO/IEC 9075-9 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 9: 外部データ管理 (SQL/MED)
- ISO/IEC 9075-10 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 10: オブジェクト言語バインディング (SQL/OLB)
- ISO/IEC 9075-11 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 11: 情報と定義の概要 (SQL/スキーマ)
- ISO/IEC 9075-13 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 13: Java プログラミング言語 (SQL/JRT) を使用した SQL プロシージャと型
- ISO/IEC 9075-14 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 14: XML 関連仕様 (SQL/XML)
- ISO/IEC 9075-15 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 15: 多次元配列 (SQL/MDA)
- ISO/IEC 9075-16 情報技術 - データベース言語 - SQL - パート 16: プロパティ グラフ クエリ (SQL/PGQ)
新バージョンではSQL言語やJSON関連の機能が強化されているほか、最大の変更点はPart 16が追加され、SQLにGraphical Query Language (GQL)の機能を直接提供することになる。
以前の記事では、SQL:2023 標準の新機能と PostgreSQL 16 の新機能のサポートについて紹介しました。