データベースを使用する過程で、さまざまな時点でデータベースのパラメーターを監視する場合は、データベースのスナップショットを使用する必要があります。データベースのインストール後、データベーススナップショット機能はデフォルトで無効になっています。データベーススナップショットは、読み取り専用の静的データベースです。DMスナップショット機能はデータベースに基づいて実装され、各スナップショットはデータベースに基づく読み取り専用ミラーです。スナップショットを取得することにより、スナップショットが作成された時点でのソースデータベースの関連データ情報を取得できます。この記事では、データベーススナップショットとAWRレポートを生成する方法を説明します。
注:この記事のデモンストレーション環境:DM Database Server x64V7.1.6.43-Build(2018.01.29-88741)ENT
DMスナップショットを有効にするには、DBMS_WORKLOAD_REPOSITORYパッケージを呼び出す必要があります
[注:DBMS_WORKLOAD_REPOSITORYパッケージは、DMMPP環境ではサポートされていません]
-DBMS_WORKLOAD_REPOSITORYシステムパッケージを作成します。
SP_INIT_AWR_SYS(1);
-ステータス検出を有効にします。
SELECT SF_CHECK_AWR_SYS;
-次のステートメントは、間隔を10分またはその他の値に設定します。
CALL DBMS_WORKLOAD_REPOSITORY.AWR_SET_INTERVAL(10);
-スナップショットを手動で作成します。
DBMS_WORKLOAD_REPOSITORY.CREATE_SNAPSHOT();
ここで、それを数回試し、いくつかの異なるスナップショットを作成できます。
-スナップショットIDを含む、作成されたスナップショット情報を表示します。
SELECT * FROM SYS.WRM $ _SNAPSHOT;
各時点でのデータベースの動作ステータスを知りたい場合は、DBMS_WORKLOAD_REPOSITORYパッケージのAWR_REPORT_HTMLメソッドを使用して、HTML形式のAWRレポートを生成できます。
-スナップショットIDが1〜3の範囲のAWR分析レポートのhtml形式でコンテンツを表示します。
SELECT * FROM TABLE(DBMS_WORKLOAD_REPOSITORY.AWR_REPORT_HTML(1,3));
-1〜3の範囲のスナップショットIDを使用して/ home / dmdbaディレクトリのawr1.htmlファイルにAWR分析レポートを生成します。
SYS.AWR_REPORT_HTML(1,3、 '/ home / dmdba'、 'awr1.html'); [実際のパスに従って変更]
生成されるレポート形式は次のとおりです。
上記は、DM7でのデータベーススナップショットの使用法に関するものです。この側面をより深く理解したい場合は、DM7インストールディレクトリ/ doc / special / DM7システムパッケージマニュアルのDBMS_WORKLOAD_REPOSITORYパッケージの章を参照してください。