count メソッドは、指定された文字列が別の string 内で出現する回数を取得するために使用されます。取得した文字列が存在しない場合は 0 を返し、それ以外の場合は出現回数を返します。
count メソッドの構文は次のとおりです。
str.count(sub[,start[,end]])
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このメソッドにおける各パラメータの具体的な意味は次のとおりです。
str : 元の文字列を表します。
sub : 取得する文字列を示します。
start : 検索の開始位置、つまり検出を開始する位置を指定します。指定しない場合、デフォルトで検索は最初から開始されます。
end : 検索の終了位置を指定します。指定しない場合は、最後まで検索することになります。
【例 1】
文字列「c.biancheng.net」内の「.」の出現数を取得します。
>>> str = "c.biancheng.net"
>>> str.count('.')
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1
2
3
【例 2】
>>> str = "c.biancheng.net"
>>> str.count('.',1)
2
>>> str.count('.',2)
1
1
2
3
4
5
前述したように、文字列内の各文字に対応する検索値は0 から始まります。したがって、この例では、検索値 1 は 2 番目の文字「.」に対応し、出力結果から検索が開始されることが分析できます。指定されたインデックス位置。このインデックス位置も含まれます。
【例 3】
>>> str = "c.biancheng.net"
>>> str.count('.',2,-3)
1
>>> str.count('.',2,-4)
0