第 1 章 ROBOGUIDE ソフトウェアの概要

1. ロボガイドの紹介

ファナックロボガイドは、ファナックロボット社が提供する、オフラインの三次元世界の周囲をシミュレーションし、その三次元世界における実際のロボットや周辺機器の配置をシミュレーションし、さらにロボットの軌跡をシミュレーションするソフトウェアです。このようなシミュレーションにより、スキームの実現可能性を検証すると同時に、正確なタクトタイムを求めることができます。
ロボガイドソフトには、ファナック全ロボットのモデルや動作パラメータ、周辺機器のモデルライブラリが多数組み込まれており、さらにロボットのオプション機能のほぼすべてがシミュレーションソフト上で使用できます。
そのため、初心者にとっては、ほぼ無料でファナックロボットのさまざまな機能に慣れ、視覚処理プログラムのシミュレーションまでできるという大きなメリットがあります。その上で、実際のロボットに触れてみると、より安心感が得られます。
ここに画像の説明を挿入ROBOGUIDE は、さまざまなシミュレーション モジュールを含むコア アプリケーション ソフトウェアであり、異なるアプリケーション シナリオでは異なるシミュレーション モジュールが使用されます。たとえば、ハンドリング/接着 (Handling Pro)、アーク溶接 (Weld Pro)、スプレー (Paint Pro) など、各モジュールには個別の登録コードが必要で、接着シミュレーションに使用されるソフトウェア モジュールは Handling Pro です
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2. ROBOGUIDE の典型的なシミュレーション手順

1. ワークステーションを設置する

ロボット、エンドエフェクタ、周辺機器、ワークを3D環境に配置すると、ワークステーションの構築が完了します。ROBOGUIDEに付属のモデルライブラリを使用して各モデルをインポートすることも、一般的な3Dソフトウェア(SolidWorks、UG、Proeなど)で作成したモデルを使用することもできます。
実ロボットのバックアップファイルを利用してシミュレーションロボットを作成することも可能で、必要な周辺機器モデルのレイアウトをインポートした上で、現場に即したシミュレーションワークステーションを構築します。
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2. オフラインプログラミング

シミュレーションワークステーションでは、実際のティーチングペンダントと同一のシミュレーションティーチングペンダントを使用してロボットを教示することができ、自動プログラム生成機能などを利用して、シミュレーションロボットの軌道プログラミングも完了します。
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3. シミュレーション出力

オフラインプログラムをシミュレーションした上でロボットの正確なタクトタイムを取得し、オフラインプログラムを現場のロボットに直接インポートして使用することができます。ROBOGUIDE は、ソリューション プレゼンテーション用のシミュレーション ビデオを直接出力することもできます。
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3. 接着工程におけるロボガイドの適用

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転載: blog.csdn.net/u014537292/article/details/128102072