目次
1. プロジェクトの説明
装置は下図のとおりで、スタートボタン SB1 で資材搬送トロリーを始動し、ストップボタン SB2 で資材搬送トロリーを手動で停止します(動作モードはタスクモードが必要です)。かごが原点 SQ1 にあるときに、スタートボタン SB1 を押すと、原点 SQ1 からスタートします。KM1 コンタクタが閉じて、SQ2 スイッチに当って停止するまで前進します。KM2 コンタクタが閉じ、充電されます。 SQ3 スイッチがタッチされて停止するまで前進を続け、このとき KM3 コンタクタがチャージホッパー B に 3 秒間吸着され、KM4 コンタクタが作動してトロリーは元の位置に戻ります。 SQ1 スイッチに触れて停止するまで原点に戻り、KM5 コンタクタが吸引されて 5 秒間トロリーがアンロードされ、サイクルが完了します。
2. IOポートの割り当て
入力デバイス |
入力ポイント |
スタートボタン SB1 |
X4 |
ストップボタン SB2(ノーマルクローズ) |
X6 |
スイッチSQ1 |
X10 |
スイッチSQ2 |
X11 |
スイッチSQ3 |
X12 |
プリストップボタン |
X7 |
原点復帰ボタン |
X5 |
出力機器 |
出力ポイント |
順方向コンタクタ KM1 |
Y0 |
放電コンタクタ KM2 |
Y1 |
B 放電コンタクタ KM3 |
Y2 |
3. プロジェクトのフローチャート
4. プロジェクトの手順
プログラムはメインプログラム、自動プログラム、手動プログラムに分かれています。メイン プログラムは自動プログラムと手動プログラムを呼び出すことであり、自動プログラムは機械が自律的に動作できるようにするためのものであり、手動プログラムはユーザーが操作するためのものです。
主なプログラム:
自動プログラム:
手動手順:
5. まとめ
1. プログラムでは処理の完了にフラグを使用しており、前の処理が完了し、次の処理のフラグが立つと、次の処理をステップごとに実行することができます。
2. メインプログラムを使用する場合は FEND 命令で終了し、サブルーチンを使用する場合は SRET 命令で終了します。