Visual Studioは、コミットグラフと呼ばれるGit機能を統合します。これにより、Git操作のパフォーマンスが向上し、VisualStudioのパフォーマンスが大幅に向上します。
ご覧のとおり、Visual Studioでコミットグラフを有効にすると、コミットが330,000のリポジトリの場合、Gitリポジトリウィンドウでのブランチ履歴の読み込みのパフォーマンスが平均25%向上します。
コミットグラフが有効になっている場合、Visual Studioはリポジトリにコミットグラフファイルを生成します。コミットグラフファイルは、主にコミットの高速な解析と並べ替えのために、Gitのコミット履歴の構造化された表現を作成するバイナリファイル形式です。コミットグラフの生成はバックグラウンド操作であり、リポジトリのサイズに応じて、数秒から数分かかる場合があります。これはGit操作のブロックでもあり、ランタイムはFetchやPullなどの他のGit操作がVisualStudioで実行されないようにします。
Visual Studioの最新のプレビューバージョン(17.2プレビュー3以降)を使用すると、Visual Studioは自動的に次の通知を表示し、コミットグラフの有効化を選択できます。
または、Git>設定>コミットグラフを有効にしてGitのパフォーマンスを向上させることにより、コミットグラフを手動で有効にすることができます。
コミットグラフの詳細については、このブログをご覧ください。