JSTLのインストールが完了したら、JSTLのインストールが成功したかどうかをテストする必要があります。テスト時に<c:out>タグを使用するため、taglib命令を使用してCoreタグライブラリをインポートする必要があります。具体的なコードは次のとおりです。
<%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix="c"%>
上記のコードでは、taglib命令のuri属性を使用してタグライブラリ記述子ファイルのURIを指定し、prefix属性を使用してタグライブラリ記述子ファイルのプレフィックスを指定しています。このタグライブラリ内のタグがJSPファイルで使用されます。すべてこのプレフィックスを使用する必要があります。
次に、例1に示すように、単純なJSPファイルtest.jspを作成し、taglib命令を使用してコアタグライブラリをインポートし、ファイルで<c:out>タグを使用します。
例1test.jsp
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=utf-8" pageEncoding="utf-8"%>
<%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix="c"%>
<html>
<head></head>
<body>
<c:out value="Hello World!"></c:out>
</body>
</html>
IEブラウザーを開き、アドレスバーにhttp:// localhost:8080 / chapter08 / test.jspと入力して、test.jspページにアクセスします。このとき、ブラウザーウィンドウに表示される結果を図1に示します。
図1test.jsp
図1からわかるように、ブラウザを使用してtest.jspページにアクセスすると、「Hello World!」が出力され、JSTLタグが正常にインストールされたことを示します。