Qt はインターフェイスの設計に使用できますが、pyqt は Qt を Python に移植し、Python 言語を通じてインターフェイスを設計します。最新バージョンは qt5 です。
PyCharm で pyqt5 を使用する手順は、ダウンロードと構成の 2 つの部分に分かれています。
1 PyCharm に pyqt5 関連モジュールをダウンロードしてインストールします
1.1 ダウンロード手順
PyCharm でダウンロードされる pyqt5 関連モジュールには、pyqt5、pyqt5-tools、pyqt5-designer が含まれます。
図1に示すように、PyCharmのメニューバーで「ファイル->設定」を選択します。
図1 メニューバーの「設定」を開く
図2①に示すように、ポップアップされた「設定」ダイアログボックスで、左側の「プロジェクト:XXXX」(「XXXX」はプロジェクト名を表します)を選択し、「Python Interpreter」(Pythonインタープリタ)を選択すると、 select 現在のインタープリターにインストールされているモジュールがリストに表示されます。図 2②に示すように、モジュールの左上隅にある「+」をクリックして、現在のインタープリターに新しいモジュールを追加します。
図 2 インタプリタによってインストールされるモジュール
ポップアップの「利用可能なパッケージ」ダイアログボックスに、追加できるモジュールが一覧表示されます。デフォルトでは、これらのモジュールは Python 公式 Web サイトからダウンロードする必要がありますが、Python 公式 Web サイトは海外サーバー上にあるため、アクセス速度が比較的混雑します。このとき、図 3①の「リポジトリの管理」ボタンをクリックすることができます。国内の Python サーバーをセットアップし、これらのモジュールをダウンロードするにはミラー サイトを使用します。
図3 インタプリタでインストールできるモジュールの一覧
その後、ポップアップの「リポジトリの管理」ダイアログボックスに現在の Python サーバーのアドレスが表示されます。図4①の「-」をクリックするとアドレスを削除し、「+」をクリックすると新規国内ミラーアドレスを追加できます。
図 4 Python サーバーのアドレス
図 5 に示すように、ポップアップの [リポジトリ URL] ダイアログ ボックスに国内ミラー アドレスを入力します。
図 5 Python サーバーの新しいアドレスを入力します
関連リンク 1 Pythonサーバーの国内ミラーの共通アドレス
(1) 清華大学:簡易インデックス
(2) Alibaba Cloud:シンプルインデックス
(3) 中国科学技術大学:簡易インデックス
国内ミラーサーバーの設定後、「利用可能なパッケージ」ダイアログボックスに戻り、ダイアログボックス上の検索バーに「pyqt5」モジュールと入力し、モジュールを選択して、下部の「パッケージのインストール」ボタンをクリックします。左隅を押してモジュールを取り付けます。
図 6 pyqt5 モジュールのインストール
モジュールが正常にインストールされると、図 7①と図 7②に示すように、ダイアログ ボックスの下部と PyCharm インターフェイスの右下隅に対応するプロンプトが表示されます。
図 7 pyqt6 が正常にインストールされた
同じ方法を使用して、「pyqt5-tools」モジュールと「pyqt5designer」モジュールをインストールします。