1. 機能紹介
AutoCAD では、ビューはグラフィックス ウィンドウに表示されるコンテンツを指します。ビューをズームするには ZOOM コマンドを使用し、ビューを
移動するには PAN コマンドを使用し、ビューを管理するには VIEW コマンドを使用します。
1. ウィンドウ ズーム、範囲ズーム、比例ズームをシミュレートします。
2. 現在のビューウィンドウの情報を取得します。
3. 現在のビュー ウィンドウのスクリーンショットを撮り、画像として保存します。
4. 現在のビュー ウィンドウで選択したエンティティを.dwg ファイルとして保存します。*
2. 実装アイデア
ObjectARX の AcDbViewTableRecord クラスは、AutoCAD でビューを表すために使用され、AcDbAbstractViewTableRecord クラスからいくつかのメンバー関数を継承します。ビューを調整するときは、通常、最初に現在のビューを取得し、いくつかの特性を設定してから、acedSetCurrentView 関数を使用してビューを更新する必要があります。現在のビューを取得しても、ObjectARX で関連する関数が直接提供されるわけではありません。システム変数の値をクエリすることで現在のビューの特性を取得し、新しいビュー オブジェクトを作成して、それらの特性をそれに設定し、それを現在のビューとして使用することしかできません。ビュー。ビューに関連するシステム変数を以下に示します。
VIEWMODE: 現在のビューポートの「ビュー」モード。
VIEWCTR: 現在のビューポート内のビューの中心点 (UCS 座標)。
LENSLENGTH: 現在のビューポートの視点でのレンズの焦点距離 (ミリメートル単位)。
TARGET: 現在のビューポート内のターゲット ポイントの位置 (UCS 座標で表されます)。
VIEWDIR: 現在のビューポートの視線方向 (UCS)。
VIEWSIZE: 現在のビューポートのビューの高さ (