k8s の共通ポッドのステータスと考えられる理由を書きます

Kubernetes では、ポッドの状態によってポッドの現在の状態に関する情報が得られます。一般的なポッドの状態と考えられる原因は次のとおりです。

  1. Pending(待っている):

    • ポッドはノード上でスケジュールされるのを待っています。考えられる原因は次のとおりです。
      • 不十分なリソース: クラスター内で使用可能な十分なリソース (CPU、メモリなど) がない場合、ポッドは常に待機状態になります。
      • スケジューリング制約: おそらくノードテイント (テイント) またはその他のスケジューリング制約が原因で、適切なノードでポッドをスケジュールできません。
      • 手動制御: コントローラーの保留状態を手動で設定するため、ポッドが保留状態になる可能性があります。
  2. Running(ランニング):

    • ポッドは実行中であり、少なくとも 1 つのコンテナが実行されています。考えられる原因は次のとおりです。
      • 正常: ポッド内のコンテナは正常に実行されており、問題は発生していません。
      • コンテナーの起動遅延: ポッドの起動プロセス中、コンテナーが起動して準備が整うまでに時間がかかる場合があります。
      • 再起動: 再起動操作により、ポッドが実行状態になった可能性があります。
  3. Succeeded(完了):

    • ポッド内のすべてのコンテナが正常に完了し、終了しました。考えられる原因は次のとおりです。
      • タスク完了: ポッド内のコンテナはタスクを正常に完了し、終了しました。
      • コンテナは 1 回限りのタスクを実行します。ポッド内のコンテナは 1 回限りのタスクを実行し、タスクが完了すると終了する場合があります。
  4. Failed(失敗):

    • ポッド内の少なくとも 1 つのコンテナが失敗したか、終了しました。考えられる原因は次のとおりです。
      • コンテナエラー: ポッド内のコンテナでエラーが発生し、コンテナが失敗するか終了する可能性があります。
      • コンテナーの起動の問題: コンテナーは、起動の問題により適切に機能しない可能性があります。
      • リソース不足: メモリ不足や必要なストレージ ボリュームにアクセスできないなど、リソース不足が原因でポッド内のコンテナが失敗する可能性があります。
  5. Unknown(知らない):

    • ポッドのステータスに関する情報を取得できません。考えられる原因は次のとおりです。
      • Kubernetes API サーバーとの通信の問題。
      • ポッドの状態情報が更新されていないか、アクセスできません。

これらは一般的なポッドの状態とその考えられる原因です。ポッドのステータスを表示することで、ポッドの現在の状態をより深く理解し、潜在的な問題を特定して解決できます。

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転載: blog.csdn.net/qq_44370158/article/details/132170924