パラメータオブジェクト
ADO Parameter オブジェクトは、ストアド プロシージャまたはクエリで使用される単一のパラメータに関する情報を提供します。
Parameter オブジェクトは、作成時に Parameters コレクションに追加されます。Parameters コレクションは具体的な Command オブジェクトに関連付けられており、Command オブジェクトはこのコレクションを使用してストアド プロシージャやクエリの内外にパラメータを渡します。
パラメータは、パラメータ化されたコマンドを作成するために使用されます。これらのコマンドは (定義および保存された後)、実行前にパラメーターを使用してコマンドの特定の詳細を変更します。たとえば、SQL SELECT ステートメントでは、パラメータを使用して WHERE 句の一致条件を定義し、別のパラメータを使用して SORT BY 句の列の名前を定義できます。
パラメータには、入力パラメータ、出力パラメータ、入出力パラメータ、戻りパラメータの 4 種類があります。
文法
オブジェクト名.プロパティ オブジェクト名.メソッド
属性
属性 | 説明 |
---|---|
属性 | Parameter オブジェクトのプロパティを設定または返します。 |
方向 | パラメータをストアド プロシージャとの間で受け渡す方法を設定または返します。 |
名前 | Parameter オブジェクトの名前を設定または返します。 |
数値スケール | Parameter オブジェクトの数値の小数点以下の桁数を設定または返します。 |
精度 | 引数の値を表すときに許可される最大桁数を設定または返します。 |
サイズ | Parameter オブジェクトの値の最大サイズ (バイトまたは文字数) を設定または返します。 |
タイプ | Parameter オブジェクトのタイプを設定または返します。 |
価値 | Parameter オブジェクトの値を設定または返します。 |
方法
方法 | 説明 |
---|---|
チャンクを追加 | 長いバイナリまたは文字データを Parameter オブジェクトに追加します。 |
消去 | Parameters コレクションからオブジェクトを削除します。 |