C言語の語彙記号
語彙記号は、複数の文字で構成される意味のある最小文法単位です。
プログラム内での役割に応じて、キーワード、識別子、演算子、区切り文字、句読点に分類できます。
1. キーワード
——システムによって定義された語彙記号には特別な意味があり、ユーザーが再定義することはできません。
(1)ストレージタイプ:auto(自動型) static(静的) extern(外部) register(レジスタ)
(2)データ型:char(文字型) short(短整数型) int(整数型)long(長整数型) float(浮動小数点型) double(倍精度浮動小数点型) signed(符号付き) unsigned(符号なし) ) struct (構造体) Union (共用体) enum (列挙) void (空の型)
(3)制御语句:if else while do for switch case デフォルト Break continue goto return
(4)その他: sizeof (計算データが占める領域のサイズ) const (読み取り専用) typedef (名前の変更) volatile (コンパイラの最適化を防ぐため)
2. 識別子
プログラマが命名規則に従って定義した字句記号は、マクロ定義名、変数名、関数名、カスタム型名などを定義するために使用されます。
C 言語識別子の命名規則:
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(1) 識別子は文字、数字、アンダースコアで構成されます。
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(2) 識別子の最初の文字は文字またはアンダースコアでなければなりません
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(3) キーワードと同じにすることはできません
3. オペレーター
演算子は演算を表す語彙記号であり、算術演算、論理演算、関係演算、代入演算、ビット演算、その他の演算子の機能に分類されます。
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(1) 算術演算子: + - * / % ++ –
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(2) 代入演算子: = += -= *= /= %=
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(3) 関係演算子: < <= > >= == !=
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(4) 論理演算子: && || !
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(5) ビット演算子: & | ~ ^ << >>
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(6) その他の演算子:三項演算子 sizeof()
4. セパレータ
主にスペース、タブ、改行記号、コメントなど、他の語彙記号を区切るために使用されます。
区切り文字を適切に使用すると、コードの外観形式が明確になり読みやすくなり、プログラム内の構文エラーの分析にも役立ちます。
5. 句読点
C 言語の句読点には、カンマ、セミコロン、コロン、中括弧、括弧、角括弧が含まれます。
句読点の役割は区切り文字と似ていますが、使用法は非常に厳密で明確な文法規則があり、間違えるとエラーが報告されます。