Rocky Linux はエンタープライズ レベルの Linux ディストリビューションであり、RHEL と完全に互換性があり、CentOS 創設者 Gregory Kurtzer によって作成および主導され、x86_64 および AArch64 プロセッサ アーキテクチャをサポートしています。
Rocky Linux 9.2が正式リリースされました。このリリースは現在、x86-64、aarch64、および s390x アーキテクチャで利用できます。
主な変更点
- centos-release-nfv は、RHEL 9 ビルドルートに基づいて構築されたコンテンツを提供します
- Container Universal Base Image は、
rockylinux/rockylinux:9-ubi
RHEL UBI イメージにより似たものになるように変更されました。主な変更点は次のとおりです。- 置換パッケージ: libcurl ->curl-minimal 、libcurl-minimal
- 追加されたパッケージ: gdb-gdbserver 、 gzip
- 削除されたパッケージ: binutils 、 brotli 、 dmidecode
- ネットワーク構成のクリーンアップを追加しました
- Microsoft Azure イメージは共有リポジトリで公開され、マーケットプレイスを通じてイメージをサブスクライブせずに Rocky Linux イメージを直接使用する方法を提供します。
- LVM クラウド イメージのバリアントは /etc/l を削除します
- vm/devices/system.devices 、イメージのインストール時に特定のデバイスへのハードコーディングによって発生する PV/VG/LV の問題を解決します。
ハイライト
- ページ サイズが 64 kb の aarch64 カーネルは、パッケージ kernel-64k を通じて入手できるようになりました。
nfsrahead
NFS マウントの先読みを構成するツールである を追加しました。- Intel Arc GPU サポートを追加しました。
- デフォルトのフォント (Cantarell) を使用しているアプリケーションのすべてのフォントが壊れる Flatpak のバグを修正しました。
- SELinux を有効にすると Wireguard が再び動作します。
新機能と変更点のより完全なリストについては、「 Rocky Linux 9.2リリース ノート 」を参照してください。