Hyperledger Fabric—コントラクトをインストールする方法

コントラクトをインストールする Jar の方法

1 パッケージスマートコントラクト

1.1 アップロード jar

/fabric-samples/chaincode/ ディレクトリに入り、コントラクト jar をアップロードします。

cd /root/fabric-samples/chaincode

1.2 テストネットワークがあるディレクトリに戻り、テストネットワークを開始します

/fabric-samples/test-network/ ディレクトリに入り、テストネットワークを開始します

cd /root/fabric-samples/test-network
# 启动测试网络
./network.sh up
# 创建一个通道, 默认通道名称是: mychannel
./network.sh createChannel

1.3 bin ディレクトリのバイナリファイルを CLI パスに追加する

ピア CLI を使用して目的の形式のチェーンコードパッケージを作成できます。次のコマンドを使用して、これらのバイナリを CLI パスに追加します。

export PATH=${
    
    PWD}/../bin:$PATH

1.4 FABRIC_CFG_PATH を設定して、fabric-samples の core.yaml ファイルを指すようにします。

export FABRIC_CFG_PATH=$PWD/../config/

1.5 チェーンコードパッケージの作成

peer lifecycle chaincode package 命令

peer lifecycle chaincode package Cases8xAccident.tar.gz --path ../chaincode/Cases8xAccident --lang java --label Cases8xAccident

コマンドの説明: このコマンドは、現在のディレクトリに Cases8xAccident.tar.gz という名前のパッケージを作成します。–lang タグはチェーンコード言語を指定するために使用され、–path タグはスマートコントラクトコードの場所を提供します。パスは標準パスまたは現在の作業ディレクトリからの相対パスである必要があります。–label タグは指定する
ために使用されます。
インストール後にチェーンコードを識別します。タグにチェーンコード名とバージョンを含めることをお勧めします。

チェーンコードパッケージを作成したので、テストネットワークのピアノードにチェーンコードをインストールできます。

2 チェーンコードパッケージをインストールする

Cases8xAccident スマートコントラクトをパッケージ化したら、チェーンコードをピアノードにインストールできます。チェーンコードは、トランザクションを承認するすべてのピアにインストールする必要があります。Org1 と Org2 の両方からの承認を要求する承認ポリシーを設定するため、両方の組織のピアノード (peer0.org1.example.com と peer0.org2.example.com) にチェーンコードをインストールする必要があります。

2.1 Org1 ピアノードインストールチェーンコード

Org1 管理者としてピア CLI を操作するには、次の環境変数を設定します。

export CORE_PEER_TLS_ENABLED=true
export CORE_PEER_LOCALMSPID="Org1MSP"
export CORE_PEER_TLS_ROOTCERT_FILE=${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org1.example.com/peers/peer0.org1.example.com/tls/ca.crt
export CORE_PEER_MSPCONFIGPATH=${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org1.example.com/users/[email protected]/msp
export CORE_PEER_ADDRESS=localhost:7051

peer lifecycle chaincode install コマンド
peer lifecycle chaincode install コマンドを使用して、ピアノードにチェーンコードをインストールします。

peer lifecycle chaincode install Cases8xAccident.tar.gz

チェーンコードが正常にインストールされたことを示すには、次の情報を参照してください。
ここに画像の説明を挿入
HyperledgerFabric は、jar パッケージを使用してチェーンコードの原則をインストールします。

2.2 Org2 ピアノードインストールチェーンコード

次の環境変数を設定して、ピア CLI を Org2 管理者として操作します。

export CORE_PEER_LOCALMSPID="Org2MSP"
export CORE_PEER_TLS_ROOTCERT_FILE=${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org2.example.com/peers/peer0.org2.example.com/tls/ca.crt
export CORE_PEER_TLS_ROOTCERT_FILE=${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org2.example.com/peers/peer0.org2.example.com/tls/ca.crt
export CORE_PEER_MSPCONFIGPATH=${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org2.example.com/users/[email protected]/msp
export CORE_PEER_ADDRESS=localhost:9051

peer lifecycle chaincode install コマンドを使用して、チェーンコードをピアノードにインストールします。

peer lifecycle chaincode install Cases8xAccident.tar.gz

ここに画像の説明を挿入

注: チェーンコードをインストールすると、ピアノードによってチェーンコードがビルドされます。スマートコントラクトコードに問題がある場合、インストールコマンドはチェーンコードからすべてのビルドエラーを返します。Java チェーンコードのインストールには、Maven のビルドと依存パッケージのダウンロードのプロセスを実行する必要があるため、このプロセスは遅くなる可能性があるため、インストールコマンドはタイムアウトエラーを返す可能性があります。しかし実際には、この時点ではまだビルドタスクがチェーンコードの docker コンテナーで実行されており、完了していません。ビルドが成功すると、チェーンコードパッケージが正常にインストールされます。

3 チェーンコードによる定義

チェーンコードパッケージをインストールしたら、組織のチェーンコード定義を渡す必要があります。この定義には、名前、バージョン、チェーンコード承認ポリシーなど、チェーンコード管理の重要なパラメーターが含まれています。

組織のピアノードにチェーンコードがインストールされている場合、組織から渡されたチェーンコード定義にパッケージ ID を含める必要があります。パッケージ ID は、ピアにインストールされたチェーンコードを渡されたチェーンコード定義に関連付けるために使用され、組織がチェーンコードを使用してトランザクションを承認できるようにします。

3.1 パッケージ ID のクエリ

peer lifecycle chaincode queryinstalled

バンドル ID は、チェーンコードラベルとチェーンコードバイナリのハッシュの組み合わせです。各ピアノードは同じパケット ID を生成します。次のような出力が表示されるはずです。
ここに画像の説明を挿入
チェーンコードを通過するときにバンドル ID を使用するため、バンドル ID を環境変数として保存します。返されたバンドル ID を以下のコマンドに貼り付けます。

注: バンドル ID はすべてのユーザーで異なるため、この手順は、前の手順でコマンドウィンドウから返されたバンドル ID を使用して実行する必要があります。コマンドを直接コピーする代わりに！! !

export CC_PACKAGE_ID=Cases8xAccident:442624a81dbb67eb594ef50b0bed8a6662ddcc8b848382f5d9d69c1471f5b695

3.2 チェーンコードで定義された Org2

Orig2 管理者として動作するように環境変数がピア CLI に設定されているため、Org2 組織レベルで Cases8xAccident のチェーンコード定義を渡すことができます。チェーンコードを介して定義するには、ピアライフサイクル
チェーンコード承認フォームコマンドを使用します。

peer lifecycle chaincode approveformyorg -o localhost:7050 --ordererTLSHostnameOverride orderer.example.com --channelID mychannel --name Cases8xAccident --version 1.0 --package-id $CC_PACKAGE_ID --sequence 1 --tls --cafile ${
    
    PWD}/organizations/ordererOrganizations/example.com/orderers/orderer.example.com/msp/tlscacerts/tlsca.example.com-cert.pem

下の図に注意してください。独自のチェーンコードに従ってコマンドを変更する必要がある場合があります。

mychannel : チャンネル名
Cases8xAccident : ピアライフサイクルチェーンコード queryinstalled コマンドによって照会されたチェーンコードパッケージの名前
version 1.0 : バージョン番号 (チェーンコードのアップグレード時にバージョン番号を変更する必要があります)
シーケンス 1 : シリアル番号 (チェーンコードのアップグレード時にシリアル番号を変更する必要があります)

ここに画像の説明を挿入

3.2 チェーンコードで定義された Org1

次の環境変数を Org1 管理者として実行するように設定します。

export CORE_PEER_LOCALMSPID="Org1MSP"
export CORE_PEER_MSPCONFIGPATH=${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org1.example.com/users/[email protected]/msp
export CORE_PEER_TLS_ROOTCERT_FILE=${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org1.example.com/peers/peer0.org1.example.com/tls/ca.crt
export CORE_PEER_ADDRESS=localhost:7051

ピアライフサイクル chaincode approvalformyorgコマンドを使用したチェーンコード定義を介して

peer lifecycle chaincode approveformyorg -o localhost:7050 --ordererTLSHostnameOverride orderer.example.com --channelID mychannel --name Cases8xAccident --version 1.0 --package-id $CC_PACKAGE_ID --sequence 1 --tls --cafile ${
    
    PWD}/organizations/ordererOrganizations/example.com/orderers/orderer.example.com/msp/tlscacerts/tlsca.example.com-cert.pem

ここに画像の説明を挿入

4 チェーンコード定義をチャネルにコミットします

ピアライフサイクルチェーンコード checkcommitreadinessコマンドを使用して、チャネルメンバーが同じチェーンコード定義を承認したことを確認します。

peer lifecycle chaincode checkcommitreadiness --channelID mychannel --name Cases8xAccident --version 1.0 --sequence 1 --tls --cafile ${
    
    PWD}/organizations/ordererOrganizations/example.com/orderers/orderer.example.com/msp/tlscacerts/tlsca.example.com-cert.pem --output json

このコマンドは、チャネルメンバーが checkcommitreadiness コマンドで指定されたパラメーターを承認したかどうかを示す JSON マップを生成します。

{
	"approvals": {
		"Org1MSP": true,
		"Org2MSP": true
	}
}

ここに画像の説明を挿入

チャネルのメンバーである両方の組織が同じパラメーターに同意したため、チェーンコード定義をチャネルにコミットする準備が整いました。ピアライフサイクルチェーンコードコミットコマンドを使用して、チェーンコード定義をチャネルにコミットできます。commit コマンドも、組織管理者がコミットする必要があります。

peer lifecycle chaincode commit -o localhost:7050 --ordererTLSHostnameOverride orderer.example.com --channelID mychannel --name Cases8xAccident  --version 1.0 --sequence 1 --tls --cafile ${
    
    PWD}/organizations/ordererOrganizations/example.com/orderers/orderer.example.com/msp/tlscacerts/tlsca.example.com-cert.pem --peerAddresses localhost:7051 --tlsRootCertFiles ${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org1.example.com/peers/peer0.org1.example.com/tls/ca.crt --peerAddresses localhost:9051 --tlsRootCertFiles ${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org2.example.com/peers/peer0.org2.example.com/tls/ca.crt

ここに画像の説明を挿入

ピアライフサイクルチェーンコード querycommitted コマンドを使用して、チェーンコード定義がチャネルにコミットされたことを確認できます。

peer lifecycle chaincode querycommitted --channelID mychannel --name Cases8xAccident  --cafile ${
    
    PWD}/organizations/ordererOrganizations/example.com/orderers/orderer.example.com/msp/tlscacerts/tlsca.example.com-cert.pem

ここに画像の説明を挿入

この時点で、チェーンコードのインストールが完了し、以下でチェーンコードのテストが実行されます

5 コールチェーンコード

最初に test-network ディレクトリに入ります

cd /root/fabric-samples/test-network

一般的なクエリコマンド

ピアチェーンコードクエリ -Cチャネル名-nコントラクトラベル名-c '{"Args":["自身のコントラクト内の関数名", "パラメータ 1 "]}'

peer chaincode query -C mychannel -n Cases8xAccident   -c '{"Args":["query" , "1"]}'

一般的な追加、更新、削除コマンド

Fabric2.3 ピアチェーンコード呼び出しの詳細な分析

ピアチェーンコードの呼び出し -o localhost:7050 --ordererTLSHostnameOverride orderer.example.com --tls --cafile ${PWD}/organizations/ordererOrganizations/example.com/orderers/orderer.example.com/msp/tlscacerts/tlsca.example .com-cert.pem -Cチャネル名-n契約ラベル名--peerAddresses localhost:7051 --tlsRootCertFiles ${PWD}/organizations/peerOrganizations/org1.example.com/peers/peer0.org1.example.com/tls /ca.crt --peerAddresses localhost:9051 --tlsRootCertFiles ${PWD}/organizations/peerOrganizations/org2.example.com/peers/peer0.org2.example.com/tls/ca.crt -c '{"関数" :"自身のコントラクト内の関数名", "Args":["パラメータ 1", "パラメータ 2", "パラメータ 3"]}'

peer chaincode invoke -o localhost:7050 --ordererTLSHostnameOverride orderer.example.com --tls --cafile ${
    
    PWD}/organizations/ordererOrganizations/example.com/orderers/orderer.example.com/msp/tlscacerts/tlsca.example.com-cert.pem -C mychannel -n Cases8xAccident -java-demo --peerAddresses localhost:7051 --tlsRootCertFiles ${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org1.example.com/peers/peer0.org1.example.com/tls/ca.crt --peerAddresses localhost:9051 --tlsRootCertFiles ${
    
    PWD}/organizations/peerOrganizations/org2.example.com/peers/peer0.org2.example.com/tls/ca.crt -c '{"function":"create","Args":["cat-0"]}'

コントラクトの実行ログコマンドを表示する

docker ps -a

docker logs -f dev-peer0.org1 CONTAINER ノードコンテナーの ID

docker logs -f 28e6700307d0