イオスタット
システムの I/O デバイスと CPU の使用状況を監視する
補足
iostat コマンドは、システムの入出力デバイスと CPU の使用状況を監視するために使用されます。ディスクアクティビティ統計をレポートするのが特徴で、CPU 使用率もレポートします。vmstat と同様、iostat にも弱点があります。それは、特定のプロセスを詳細に分析することはできず、システムの全体的な状況を分析するだけであるということです。
文法
iostat(オプション)(引数)
オプション
-c: CPU 使用率のみを表示します。 -d: デバイスの使用率のみを表示します。 -k: 1 秒あたりのブロック数ではなく、1 秒あたりのキロバイト数でステータスを表示します。 -m: ステータスをメガバイト/秒で表示します。 -p: ブロックデバイスと使用されている他のすべてのパーティションのステータスのみを表示します。 -t: 各レポートが生成された時刻を表示します。 -V: バージョン番号を表示して終了します。 -x: 拡張機能のステータスを表示します。
パラメータ
-
間隔時間: 各レポートの間隔時間 (秒)。
-
回数: 報告された回数を表示します。
例
iostat -x /dev/sda1
ディスク I/O の詳細を表示するために使用されます
iostat -x /dev/sda1 Linux 2.6.18-164.el5xen (localhost.localdomain) 2010 年 3 月 26 日 avg-cpu: %user %nice %system %iowait %盗む %アイドル 0.11 0.02 0.18 0.35 0.03 99.31 デバイス: tps Blk_read/s Blk_wrtn/s Blk_read Blk_wrtn sda1 0.02 0.08 0.00 2014 4
詳細説明: 2行目はシステム情報と監視時間、3行目と4行目はCPU使用率を表示します(具体的な内容はmpstatコマンドと同じです)。ここでは、次に示すように、後続の I/O 出力の情報に主に焦点を当てます。
マークされた | 説明する |
---|---|
デバイス | 監視デバイス名 |
rqm/秒 | 1 秒あたりに読み取る必要があるリクエストの数 |
wrqm/秒 | 1 秒あたりに書き込む必要があるリクエストの数 |
r/s | 1 秒あたりの実際の読み取りリクエストの数 |
付き | 1 秒あたりの実際の書き込みリクエストの数 |
r秒/秒 | 1 秒あたりの読み取りセグメント数 |
w秒/秒 | 1 秒あたりに書き込まれるセグメントの数 |
rkB/秒 | 1 秒あたりの実際の読み取りサイズ (KB 単位) |
wkB/秒 | 1 秒あたりに実際に書き込まれるサイズ (KB 単位) |
平均値なし | 必要な平均サイズのセグメント |
avgqu いいえ | 需要に対する平均キュー長 |
待つ | I/O の平均待機時間 (ミリ秒) |
svctm | I/O リクエストが完了するまでの平均時間 |
%util | I/O要求によって消費されるCPUの割合 |